サービスUPと教育

接客サービス研修で必ず教えられるのが、声の高さや笑顔の作り方です。
笑顔はつくれても、声はなかなか変えられないものです。
一般的に、ドレミファのソの音で発音しましょうと教えられます。
ソの音は明るく、少し高めの声で自然と表情も笑顔になるそうです。

私がよく行く居酒屋さんの女将さんも、常にソの音で話しかけてくれます。
呼べばラの音で「はーい」と返事をして飛んできてくれます。

このラの音の返事が素晴らしくて、何か喜んで駆けつけてくれたように感じるのです。
「え、何かいい事でもあったの?」と思わず聞いてしまうのです。

余談ですが、ラの音は赤ちゃんの鳴き声に近いとか、オーケストラのコンサートマスターが
基準合わせに出す音とか、意味のある音のようです。

そして、この居酒屋さんの評判は女将さんの接客の良さが多数のクチコミを集めています。

行く度に、声の高さが大切だなと実感するのです。

また、先日テレビを見ていたら「からくりどーる」さんというマジシャンがでていました。
彼のマジックは、独特な高い声質で見ているだけで笑顔になってきます。
楽しそうにマジックを披露してくれるのです。

自分で出している声は、自分ではチェックするのが難しいのです。
ぜひ、一度自分の接客している声を録音して聞いてみてください。
気づきがあると思います。

飲食店には大きく分けると、胃袋を満たすだけの店と、胃袋+アルファーを満たす店の2種類が存在しています。

あなたのお店はどっちですかと尋ねると、殆どの方は、胃袋+アルファーと答えます。

それじゃ、プラスアルファーとはなんですか?と尋ねると

1 雰囲気
2 接遇サービス

この2点が主にでてきます。

さらに、あなたの店は上記2点にはお料理と同じくらい自信をもって提供できているか尋ねると
ほとんどの経営者はNOと答えます。


実は、経営者の多くは付加価値について頭では理解しているものの、実際には自店ではまだまだ不十分と
いう認識を持っているのです。

先日もある居酒屋経営者様とお話しをさせて頂きましたが、自店に合った、良い雰囲気、良い接遇サービスとは
どのような要素を満たしていけば実現できるのか漠然としていました。
例えば、接遇サービスについても研修をしているけど普通より良いくらいで抜群ではないのです。

プラスアルファーを因数分解していくと、「記憶に残る」という要素がでてきます。
ヒットをコツコツあててもなかなか得点に結びつきませんが、1発のホームランというのは目立ちます。
そのホームランが記憶に残ったりするのです。

今の時代、記憶に残る要素がなければ話題にもなりません。
なんでも良いので「記憶に残る」という要素を導入してみてはいかがでしょうか?