サービスUPと教育

競合の激しい場所での飲食店の集客について
最終的な付加価値はサービス(接客)しかありません。

価格や内容で勝負していても相手が同じような戦術をとれば
またやり直しになるからです。

接客サービスで付加価値を付けるというのは相手にも気づかれにくく
リピーターを増やすには最適な方法だと思います。

同じような価格で同じような商品なら、愛想のよい店員がいる店に
流れるのは理解できるでしょう。

ただ、接客サービスを個人の器量だけで底上げすることは
現実的に難しいのです。

そこで、最初は誰がやっても喜ばれる物理的な仕掛けもあわせ持つ事が
やりやすいと思います。しかも経費をかけないで。

例えば、あるイタリアン店ではこの夏、お客様に出すお絞りを
前日に冷凍庫で凍らせています。ちょっとの事ですがお客様に喜ばれて
従業員も笑顔でお絞りを渡せます。

今やっているサービスに1つの工夫を付加していくことで
良い経験となり行動に結びついてきます。

今のサービスに工夫ができないか?
ぜひ考えてみてください。

お客様がおかえりの際にお見送りをしていますか?
お会計が済んだあと、店の外まで出て挨拶することです。
多くのお店は、スタッフさんがやっていますが、このお見送りこそ
店主や店長さんが率先してやるべきです。
特に、混雑時や忙しい店ほど、スタッフがお見送りするより
わざわざ駆けつけて挨拶してくれたほうが印象に残ります。

先日も、ある人気の居酒屋さんで食事した際、お店を出て10メートル程
歩いたあとに、後ろから大きな声で「ありがとうございました」と聞こえてきました。
振り返ると、忙しそうに調理していた店主がこちらを向いて笑顔で頭を下げてます。
「ああ、忙しいのにわざわざ外まででてきてくれたんだな
食事中はほとんど話さなくても、自分たちの事を気にかけてくれてたんだな」と感じました。

スタッフさんのお見送りより、店主や店長さんのお見送りのほうが
ありがたく感じるのは当然のことです。
そして、店長はお客様の帰りの表情や反応を鋭く観察するのです。

些細なことですが、店長や店主さんは「お見送り」の仕事の優先順位をあげて
自ら実践してみてください。自分にしかない価値があるはずです。