サービスUPと教育

ある老舗の焼肉屋でのお話しです。
このお店は価格は高めの小さな焼肉屋ですが
肉質とタレの味で多くのファンを持つお店です。
ここの主人の趣味はお客さんの名刺を集めること。
宝物は名刺バインダーに収まる数百枚の名刺だそうです。

名刺バインダーにはお客様のジャンル分けがされていて
立派な肩書の名刺がズラリと並んでいます。
名刺を持っていそうなスーツ姿のお客を見つけるとすかさず
自ら名刺交換の挨拶に顔をだします。

店主曰く、良いお客様とはお互いの身分を明かした上で
会話も弾み、店の顧客となってくれるのだそうです。
その上、お店の運営のアドバイスまで頂けるとのこと。

だから名刺交換は必ず店主自ら行うそうです。
以前に交換したかどうか、失礼があっては困るからとのこと。

で、名刺交換したあとはほったらかしで良いのだそうです。
わざわざお礼のDMを送らなくても、名刺交換の時にどれだけ
お客と会話して楽しませるか?それが成功すれば自然と
通ってくれる人になるんだそうです。

店主の仕事は、営業中客席をブラブラ歩いて
常連さんと会話を楽しむことだそうです。

小さなオーナー店の最強の販促手法だと思います。

飛行機にのると、小さなお子様には搭乗プレゼントで折り紙やおもちゃを
プレゼントしてくれます。それで離陸時の一時子供は静かに遊ぶのです。
でも、昔は飛行機のおもちゃとか結構良いものだったと思いますが
最近は経営が厳しいのかしょぼくなりました。

今回は接客する上でのキーマンは誰か?そのキーマンを喜ばせることを意識
したほうが良いというおはなしです。

分かりやすい例でいくと、小さなお子様のいるファミリー客。
この場合は、間違いなく子供が喜ぶことが家族の団欒に大切な事です。
親は、子が食べない、泣いていると不機嫌になりますし早く帰りたくなります。
ですから不機嫌な子供をハッピーに変えてあげる接客を実践することです。
例えば、泣いている子供がいれば泣き止ますためのアイテムをすかさず手渡すとか。
子供が食べやすい器を用意してあげるとか、いろいろあると思います。

上司と部下であれば、上司にターゲットをおいた接客をする。
接待なら、接待されている側に配慮する。
カップルなら女性を優先にサービスをする。
グループなら幹事にあたる方の便利屋さんに徹する。

このようなサービスは単価が低くなればなるほど意識しなくなる傾向があります。
逆に、高単価で販促に頼らない店では生命線でもあるところです。

サービスをソツなくこなすところから1歩進むには、誰に何をしてあげるのか?
その優先順位の決め方がポイントとなるのです。