繁盛店になるコラム

販促にて、なんでもかんでも割引すれば良いとい訳ではありません。

10%でも20%でも割引してもらえるとお客は確かに嬉しいかもしれませんが
その割引が後に繋がらなければ、お店にとっては無駄金と等しいと言えます。

大事なことは、お客に感謝され、記憶に残り、喜んで頂き、ファンになってくれれば良いわけです。

ある定食屋では、割引サービスやクーポン等一切発行しない個人オーナのお店ですが
数回利用したのち顔なじみになると、食後にコーヒーが出てくるようになりました。
また、ある時はデザートなんかもサービスしてくれます。

同じコーヒー1杯をサービスするにも、クーポン券を掲示して飲むコーヒーと
お店の善意でサービスしてくれたコーヒーと、どちらがお客にとって価値があるでしょうか?

後者の場合、お客がお店に感謝して飲んでくれることでしょう。
クーポンの場合、サービスしてもらって当然という気持ちしか残りません。

ようは、お客の顔がクーポン券と一緒で、顔を見て、個人に合わせたサービスをしてくれるのです。
だから、気分良くしたお客さんはクーポン等関係なく、自分を上客とみてくるれお店に通ってくれるのです。

こうした、目配り、気配りができるお店ではクーポン等必要がないかもしれません。

また、割引の仕方でも、活きた割引、死んだ割引が存在します。

地方の学生街にある、10坪ほどの小さなラーメン屋さんでは、お客が誕生日だ、何か記念日だ、何か良いことがあったと聞けば
そのお客のラーメンをタダでサービスしています。元々の価格が安いので割引やクーポンなども
ありませんが、おめでたいことがあると、精一杯サービスしてくれるのです。
マスターは「今日はお兄ちゃんの誕生日祝いに俺がラーメンを奢るよ」と一言添えてラーメンを出してくれます。奢ってもらったお客はマスターに感謝しきりです。たかが500円のラーメン1杯、原価はしれてます。
でも、ラーメンというプレゼントで自分をお祝いしてくれたということに印象が強く残るのです。

方や、近隣のラーメン屋さんでは、綺麗に印刷した100円割引券を配っていますが
今一つ、集客には弱い結果となっています。

特に、個人経営のオーナーが常に店にいるお店では、オーナー自身がお客の顔を覚え
お客の意表をつくサービスを提供していくことが、確実にリピーターを増やしていく方法だと
思います。

受動喫煙の防止対策を、条例やガイドラインで定めている自治体も増えてきました。

先日、ある都内のチェーンレストランの店長さんから「先月の客数は前年の116%に成長した」という話しを聞きました。

何をしたのかというと、単に「店内終日禁煙」を実施したそうです。
ランチタイムの客数は変わらず、ディナータイムの家族連れの客層が大幅に伸びたそうです。
また、近隣には全席禁煙で大繁盛している焼鳥屋もあるそうです。

禁煙にすると、足が遠のく客もいますが、代わりに、禁煙だから選んでくれるお客が圧倒的に多く
なったということが数字として現れています。

飲食店を運営している側から見ると、「禁煙だから選んでくれるお客様」という見えない数字に
意識は遠く、目先の今来てくれている喫煙者を大切にしがちです。
でも、今の時代、こういう考え方では環境の変化についていけなくなります。

私の知る限り、このチェーンでも既に10年程前一部店舗で終日全席禁煙を実施した際に
客数減という結果に終わり、失敗したことがありました。

その頃と、今では環境が変わり、レストランで禁煙するのは当たり前という風潮です。
ちなみに、厚生労働省が発表している全国の喫煙率の調査結果では

今から10年前の平成14年度で
男性喫煙率 49.1% 女性喫煙率14%

平成24年では男性 32.7%、女性10.4%です。
(出典:成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)

つまり、現在はタバコを吸わない人が男性では68%、女性では90%もいるわけです。

特に、飲食店ではタバコに対する非喫煙者の反応はシビアに現れます。
そのほとんどが声にならないクレームだったりするのです。

ということで、今一度、お店での禁煙、分煙の対策について
見直しをしてみてはいかがでしょうか?

この記事が良かったと思う人はクリック